@article{oai:matsumoto-u.repo.nii.ac.jp:00000951, author = {金子, 能呼}, issue = {17(Part1)}, journal = {地域総合研究}, month = {Jul}, note = {application/pdf, 本研究では、切花の流通過程において主なルートとなっている市場流通ではなく、市場外での流通ルートである農産物直売所に主眼を置いた。直売所については異なる視点から数多くの研究成果が報告されており、その役割や機能について少なからず読み取ることができる。さらに、切花流通における直売所の役割と可能性を検討するための手がかりを得ることを目的として、長野県内全域で切花を扱う直売所に対して事例調査およびヒヤリング調査を実施した。 直売所への持ち込みにより、生産者は消費者と直接交流する機会を得たり、出荷した商品に対する消費者の反応を直に感じ取ることができる。すなわち、マーケティングの基本的なパラダイムとなる、消費者ニーズの把握が容易になる。生産者が直売所を活用することは、マーケティングのフレームワークを用いて戦略的に生産・出荷することを促し、生産者の経営力および産地の競争力を強化することにもつながることを示唆することができた。このことについて、客観的かつ量的データを用いた実証的な分析を行い、検証することは今後の課題とする。}, pages = {73--86}, title = {切花流通における直売所の役割と可能性}, year = {2016} }