@article{oai:matsumoto-u.repo.nii.ac.jp:00000932, author = {大石, 文朗}, journal = {松本大学研究紀要, The Journal of Matsumoto University}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 本稿では日系カナダ人に関する多くの文化テクストの内、ジョイ・コガワの『オバサン』を考察対象とする。物語には日系一世のアヤおばさん、日系二世のエミリーおばさんという、二人のおばさんが登場し、日系三世である主人公ナオミに多大な影響を与えて行く。この二人のおばさんは「静」と「動」のように全く対照的な性格として描かれており、原作のタイトルに『オバサン』と付けられているのは、日系カナダ人のエスニシティが世代間において複雑であることが象徴されたものであろう。このように日系カナダ人の情緒的で繊細な感情表現の記述に富んだ『オバサン』における英会話に着目し、原文の発話内容を分析することによって、日系カナダ人の各世代のエスニシティの特徴の検討を通して、当時の社会や文化的背景を理解するための一助とすることが本稿の目的である。}, pages = {51--62}, title = {文化テクストからみる世代間における日系カナダ人のエスニシティに関する一考察 : Joy KogawaのObasanを通して}, volume = {15}, year = {2017} }