@article{oai:matsumoto-u.repo.nii.ac.jp:00000855, author = {伊藤, 由子}, journal = {松本大学研究紀要, The Journal of Matsumoto University}, month = {Jan}, note = {application/pdf, ユートピアは旅行記として描かれることが多い。最初に世に出たモアの『ユートピア』が時代の要請にこたえてその形式をとったことから、虚実一体となった描出が生まれた。しかし「仮構」の中で国家を作るという点では、起源はプラトンの『国家』にさかのぼらねばならない。『国家』では、現実の社会秩序に反することの多いユートピア的発想の中で、支配者層・軍人層は私有を禁じられ、妻子さえも共有しなければならない。彼らが実践することのできるのは支配/従属という下層との交換だけである。}, pages = {81--89}, title = {理想郷における交換(1)}, volume = {13}, year = {2015} }