@article{oai:matsumoto-u.repo.nii.ac.jp:02000137, author = {岡﨑, 滋樹}, issue = {22}, journal = {松本大学研究紀要, The Journal of Matsumoto University}, month = {Mar}, note = {本稿では、近代東アジア経済史研究において「必読の古典」とされる矢内原忠雄著『帝国主義下の台湾』について、その理論的枠組みと議論の手法を検証し、とりわけ台湾社会の政治問題・民族運動をどのように扱っていたのかを初歩的に考察した。 無教会キリスト教信仰者である矢内原は、帝国主義に関する主要な先行理論を分解して要点を融合させ、その独自理論に基づき日本の植民地社会を研究した。しかし、『帝国主義下の台湾』は、政治問題や民族運動については極めて簡略な叙述に止まり、深く踏み込んだ分析がなされなかった。この問題については、これまで実証研究が進んでおらず、それに関連して名著の全貌解析についても空白が残されていた。}, pages = {17--30}, title = {矢内原忠雄が見た植民地台湾の社会 : 『帝帝国主義下の台湾』に書かなかった実態とは}, year = {2024} }