@article{oai:matsumoto-u.repo.nii.ac.jp:00001419, author = {岡﨑, 滋樹}, journal = {教育総合研究, Research and Studies in Education}, month = {Nov}, note = {application/pdf, 本稿では、海南島占領後に現地の治安維持を担った、ある日本軍憲兵の「出征日誌」を紐解き、そこに綴られた断片的な内容から、軍政社会の実態を初歩的に考察する。これまで、数多くの研究で、混乱を極めていた中国占領地の現場の様子が明らかにされてきた。もちろん、本稿で扱う日誌にも人間社会の様々な問題が記されているが、とりわけ海南島に進出した企業に関する内容からは、戦争に付随する「利権」と「カネ」を背景に、各社が強かに商業活動に奔走する情景が伝わってくる。「南海の宝庫」とも称されていた海南島は、日本軍進出後にどのような社会に変容していたのだろうか。研究史上、空白が多いこの島の実態について、一憲兵の視点から接近を試みる。}, pages = {1--13}, title = {戦時期中国占領地における商業活動と軍の統制 : 海南島に派遣された日本軍憲兵の「出征日誌」を手がかりに}, volume = {6}, year = {2022} }