@article{oai:matsumoto-u.repo.nii.ac.jp:00001370, author = {上月, 康弘}, journal = {松本大学研究紀要, The Journal of Matsumoto University}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では、国語教育において目指す自己形成とその授業の在り方について、永田(2009)を基に、複数の自己が「共時的」「通時的」共に、ゆるやかにつながる連続性のある自己観を重視するという方向を確認した。このような複数の自己の連続性は、溝上慎一(2014)によって紹介されたHermansらの「対話的自己論」によって典型化される。本研究では、約3ヶ月の間、複数回にわたって学習者に学校行事を振り返る自己内対話を実施した。〈見え〉の生成によって促される自己内他者への視点移動は、必然的に「声(voice)」の交換を生み出し、新たな自己の意味づけの契機となっていた。特に、「声(voice)」の交換は、〈見え〉先行方略によって生成された具体的なイメージを通して促進されていたことが、事例的ではあるが確認できた。}, pages = {117--129}, title = {小学校6年生における自己内対話を促す手立てに関する検討}, volume = {20}, year = {2022} }