@article{oai:matsumoto-u.repo.nii.ac.jp:00001213, author = {飯塚, 徹}, journal = {松本大学研究紀要, The Journal of Matsumoto University}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 1990年後半の金融危機後に、わが国は、「市場規律」を有効に機能させる金融セーフティネットの構築を目指した。バーゼルⅡにおいても、「市場規律」の強化が、第3の柱に位置づけられ、各国に「市場規律」の有効活用を促進する枠組みの整備が求められた。しかし、有事から平時となって久しい現代社会においても、「市場規律」が有効に機能する市場は構築・実現されていない。2022年1月より段階実施されるバーゼルⅢにおいても、「市場規律」の強化は主柱から外され、「規制規律」がより一層強化されている。 本稿では、現代の金融セーフティネットにおいて、主軸とされる金融当局による「規制規律」は万能ではなく、「市場規律」も有効に機能し(有効性)、補完的に活用すべき(必要性)ことを述べ、「市場規律」を有効に機能させるための法整備について提言する。}, pages = {1--54}, title = {金融セーフティネットの再考 : 市場規律を機能させるための法整備}, volume = {18}, year = {2020} }