@article{oai:matsumoto-u.repo.nii.ac.jp:00001202, author = {木村, 晴壽}, journal = {教育総合研究, Research and Studies in Education}, month = {Nov}, note = {application/pdf, 地方によっては近世期から利用されていた養蚕具としての蚕網が、明治期以降、大正期から昭和期にかけて盛んに養蚕業で使われており、松本は蚕網の一大産地だった。しかし、蚕網の製造・販売を手がける蚕網業の実態についてはほとんど知られていない。本論は、松本市で戦前に蚕網業を手広く営んでいた細萱商店の経営資料を手がかりに、蚕網の製造工程に綟もじり織あみ機き を導入することで同家の製品製造が確固たる技術的基盤を獲得したことを解明した。しかも綟織機は、臥雲辰致の発明になるガラ紡績機の延長線上に松本地方で考案されたものであり、松本の蚕網業者である細萱商店がいち早くその導入に踏み切ったこと、および、本店機能と製造工程(工場)を峻別する合理的な営業構造を構築したことを明らかにした。}, pages = {31--44}, title = {蚕網機導入による蚕網業の確立と経営構造 : 明治・大正期、松本地方の蚕網業}, volume = {3}, year = {2019} }